太陽光パネルで使用される結束バンドの特徴

結束バンドは、主に複数のケーブル等を束ねる役割を持つ道具であり、様々な場所で使用されています。

基本的に一度締め付けたものは外す事が出来ません。外す時はニッパーやハサミ、ペンチ等で切断するしかありません。もちろん取り外しが出来るものもありますが、基本的に太陽光パネルで使用されるものは取り外しが出来ないものが多いです。一般的にナイロン製かステンレス製の結束バンドが使われており、太陽光パネルには主にナイロン製のものが採用されています。太陽光パネルに使用される結束バンドは、十数年屋外で使用する事を想定して作られています。

その為大きさも大きく、長さも小さいもので10センチほど、大きいものでは70センチ以上のものもあり、様々な用途に合わせて使用する事が可能です。また太陽光パネルは沿岸部や寒冷地でも設置されます。そこでの塩害による劣化を防ぐ為に、特に優れた材質が必要です。そこで採用されているのがナイロン12と言われる材質です。

一般的なものに使用される材質はナイロン66で、寿命は大体1年か2年ほどなのに対して、ナイロン12は12年から15年ほどの寿命があり、さらに化学薬品にも耐性がある為、屋外で使用される場合に非常に重宝しています。このように太屋外に設置する太陽光パネルに使用する結束バンドは、激しい紫外線や風雨等にさらされる為、劣化に強いというのが大きな特徴です。他にも塩害等からも強い事が必要で、とにかく様々な気候等に対候性がある事が求められます。

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